様々な食品からイソフラボンを摂取

イソフラボンのサプリは海外のものでも安全?

イソフラボンのサプリはアメリカでも多く販売されていて、日本にも輸入されています。
この記事ではアメリカ製イソフラボンサプリを安全に使うポイントをご説明します。

■イソフラボン量が多い

日本製のイソフラボンサプリ1日分にはイソフラボングリコシド40mg、つまりイソフラボンアグリコン25mgが含まれています。
日本の食品安全委員会は特定保健用食品からの大豆イソフラボンアグリコン摂取量の上限を30mgと定めており、特定保健用食品とサプリメントは法律上の分類は違うものの、食事以外からのイソフラボン摂取という点で共通しているため、サプリメント中のイソフラボン量を決めるうえでも参考にされています。
アメリカのサプリメントは1カプセルまたは1錠のイソフラボンが60mgや54mgなど多いものがあります。
そのようなイソフラボンサプリを飲むと、日本で特定保健用食品からの摂取上限値を超えることがあります。
しかしなかには1カプセルのイソフラボン量が40mgなど日本と同じ製品や、10mgなど少ない製品もあるので、こちらも参考にしながら自分に合う量のものを選んでください。

■イソフラボンの種類が違う

アメリカ製イソフラボンサプリには「プエラリン(Puerarin)」など大豆以外を原料とするイソフラボンが入っていることがあるので、成分表示や説明をよく確認しましょう。
プエラリンとは葛に含まれているイソフラボンで、大豆イソフラボンほどエストロゲン作用がマイルドとは限りません。
大豆イソフラボンのサプリメントについてみると、主なイソフラボンの種類は「ゲニステイン28mg、ダイゼイン22mg、グリシテイン4mg」など大豆に含まれているイソフラボンに近い割合です。
しかし、サプリの品ぞろえが良い有名メーカーの大豆イソフラボンに「ゲニステインがより多く含まれるようにする独自のプロセスで抽出されており、他の大豆イソフラボン製品の大部分と比較するとそのレベルは飛躍的です」と記載されています。

「イソフラボン量が多いサプリメントがある」「大豆イソフラボン以外もある」「ダイゼインよりエストロゲン作用が強いゲニステインの割合が多いものもある」ことに留意しましょう。
説明を読んで内容を理解し、自分に合った作用量のものを選ぶことが需要です。

なぜイソフラボンがこんなにも注目されるのかについて知りたい方はこちらからどうぞ。

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